コロンビア大学SIPA留学徒然日記

30代で会社員→起業とキャリアチェンジ。2020年秋からコロンビア大学国際公共政策大学院(SIPA)で国際関係論を勉強します。卒業後は国連で働くことを目標としてます。ニューヨークに住みながら、ネットを使って自分の会社の仕事をしつつ大学院出願準備をしてきました。出願までの準備やニューヨークでの暮らし、大学院の様子などについて書いています。

2019年04月

TOEFL Online Prep Course(以下TOPC)を2019年4月から10月まで使っていました。

TOEFLの勉強自体は2019年1月から始めたのですが、
3ヶ月くらいすると公式問題集と無料の模試だけでは教材が足りなくなってしまって、
次にどの教材を使うべきか検討していたところ、
俎上に挙がってきたのがこの教材。

詳しくは下記URL参照。
https://www.ciee-onlineshop.jp/fs/cieeonlineshop/topc

これはETS作成のオンライン教材なので、
問題のクオリティは間違いないはず。

でも実際のところ評価はどうなんだろうと探してみたところ、
あまり口コミがないんですよね。

特に日本語の評価はあまり見つからなくて、
ハズレでもいいやと思って購入しました。

結果的に購入して良かったというのが感想です。

まず、結果的にスコアは1ヶ月使用し、
トータルでは1点上がりました。

なんだ1点かよと思うかもしれないので補足しますね。
生来の怠け者の性分と趣味で行っているトライアスロンの練習のせいで、
ゴールデンウイークの間全然勉強をせず、
そのせいでゴールデンウィーク明けは

リスニング全然聞こえない(TДT)
リーディング中身入ってこない。・゚(゚`Д)゙

という散々な状態になってました。

2週間近く勉強サボるとこうなるんですね。。。

ゴールデンウイーク明けから集中して勉強したものの
テスト前に「もう受けたくないよ。。。」
と思いながら受けに行った状態で1点上がりました。

ゴールデンウイーク期間以外はこのTOPCと公式問題集のみで勉強していました。

本来なら下がってもおかしくない状態で点数が上がったのはTOPCのおかげかなと思いました。

なぜかというと、点数の内訳を見るとよく分かるんですが、
TOPCのおかげで回答の方向性というかコツが分かったと感じたSpeakingとWriting で点数が上がってたんです。

Reading 4月28点→5月24点(サボってた結果が如実に現れた)
Listening 4月27点→5月26点(サボってて何も聞こえなくなってゴールデンウイーク明けに集中して勉強したおかげでまだマシだった)
Speaking 4月19点→5月22点
Writing  4月19点→5月22点

私はTOEFLの学校に通っていなかったので、
いわゆるテンプレートとか、
回答にどんな要素を入れるべきかがよく分かっていなかったんです。

それが、TOPCにはETS作成の回答例があるおかげで、
どんな内容をETSが求めているのか、
公式問題集の回答例よりももっと分かりやすく知ることができました。

公式問題集などの回答例はあくまでも受験生の回答サンプルなので、
あんまり参考にならなかったんですよね。

それ以外のプラス面は下記の通りです。
・Speakingの発音練習教材が役に立つ。
・問題の難易度や音声が本番と同じ。
・弱点対策(例えばReadingの文挿入問題対策など)がしやすい。
・Writing やSpeakingで使えるフレーズを紹介してくれている。

逆にマイナス面は下記の通りなので、
現時点でTOEFL90点台以下の方にはおすすめではないかもしれません。
・解説がない(回答のみ)
・Listeningの音声がダウンロードできない、途中再生や停止ができないので、不便だし、Repeating練習がしにくい。
・オフラインでは使えない。
・SpeakingやWriting で採点や添削のサービスはない。
・サイトが使いにくい(UIがイマイチ)。

値段とクオリティを考えるとおススメな教材ですが、
プラスマイナス両面ありますので、
他の教材と組み合わせてもいいと思います。


3ヶ月の勉強を経て、ついに迎えた初TOEFL受験!

会社で受けた4年前のTOEIC以来の試験だから、
体力と気力が持つか不安・・・(;´Д`)

10時開始の9時半まで会場集合だったので、
6時半ごろに起床し、
ボケボケしながらウォームアップがてらNY Times読んで、そのあとシャドーイング。

緊張であまり眠れなかったので、
胃が朝食を受け付けないものの、脳に糖分を与えるため!と思ってむりやり食べる。

私が受けたのは石川県金沢市の会場。

金沢に留学したい人なんてそんなにいるのかしら?
と失礼なこと思っていたところ、20名くらいは受験者がいる様子。

でも、みんな若い・・・( ̄▽ ̄;)!!ガーン

9時半ギリギリに到着すると一番最後の受付でした。

日本人は真面目ですよね。

この後何度もニューヨークで受験しましたが、
30分前までに集合というインストラクションは一緒なのに、
30前に着くと真ん中くらいの受付。

みんな余裕で時間守らない(笑)

この話はまた別の回で書きます。

誓約書にサインして、
身体検査されて、
誓約文のようなものを朗読して、
写真撮られたら試験開始です。


【リーディング】
初受験ゆえに知らなかったのですが、
ダミー問題って毎回リーディングかリスニングに出るんですね!

そのことを知らなったせいで、リーディング問題を開始したところ、
通常60分なのが80分になっていて、

えー!!!(((( ;゚д゚)))

という衝撃で超動揺しました・・・

ダミー問題はたまに出るくらいの存在だと思っていたので、

初受験でダミー問題当たるなんて運悪すぎでしょー!!!

と萎えてました。

萎えて動揺していたせいで、最後の最後まで1題20分以内という時間配分を守れず、
最後の1題でむっちゃ巻くという際どい試合をしました

私の場合は極端に集中力がないのか、
少し動揺したり、他のことが気になったりするとすぐに意識がテスト問題から飛んでしまって、
頭に入らなくなるんですよね。。。

そうすると、リーディング問題なんて簡単にただの文字列になります

話は飛びますが、集中力のない人には是非マインドフルネスをお勧めします。

私も試験に向け、1日10分の瞑想をしていたのですが、
集中力が切れたときにマインドフルネスの呼吸や感覚がすごく役に立ちました!

このときも、えー!!!という動揺から数分で集中を取り戻せたのはマインドフルネスのおかげかなと思ってます。

単語で2問くらい分からないものがあって、
感覚的には70~85%くらいの出来かなという感覚。

その結果、スコアは28点。

初受験にしては良いスコアが取れて良かった!


【リスニング】
今回は試験問題に恵まれていたのか、
比較的素直で簡単な問題だったなと思います。

ただ、初受験の洗礼。

周りのスピーキングの声が想像以上にうるさい!w(゚o゚)w オオー!

という状況に最後の数問やられました。

音声が流れている間はいいんですけどね。

回答するときに音声が消えて、
選択肢を黙読しているときに周りの声がものすごく聞こえる。。。

いや、たぶんそんなでもなかったのかもしれませんが、
集中力のない私にとってはかなりしんどかった。

でも、その後ニューヨークで受験した時にはもっとうるさかったので、
金沢の会場は小規模でかつ日本人は声が小さめなのか、
ましだったなあと振り返れば思います。

最後の方はスピーキングの声と戦いながらの回答だったため、
結構時間がなくて焦りました。

総括すると、自信を持って回答した問題は少なかったものの、
全然聞こえなくてやばいという問題はなく、
感覚的に80%くらいはできたかなという感じ。

結果は27点でした。

その後5回受験しますが、
この時の点数がベストスコアに。

合計100点を超えるためには、
日本人はリスニングで満点近く取らないといけないと聞きますが、
元々リスニングが苦手な私は結局27点を超えることはできませんでした。

そして、自分的にできた!という感覚と、
ちょっと自信ないなという感覚は全然アテにならないので(リーディングも)、
リーディングとリスニングダメだったかもと思ってあきらめないことは大切です。


【10分休憩】
調査不足でリスニングとスピーキングの間の10分の休憩時間中に
お菓子や飲み物を食べられるということを知らず、
空腹と糖分不足のままスピーキングへ。

受験者のブログとか見ておけばよかったなあと反省。。。

リスニングまで終えてへとへとなのに甘いもの補給できないのは悲しかった・゚・(ノД`;)・゚・

他の受験者にお菓子おすそ分けしてください!って言いたい衝動に駆られた(笑)


【スピーキング】
模擬試験のときより、練習より1番良くできたと思ったのに、
点数はイマイチ。

自分の感覚と点数が一番マッチしないのがスピーキング。

私はマイクに回答するあの独特の雰囲気も特に違和感はなく、
苦手な感覚はありませんでした。

心配だったタスク3以降(現在はタスク2以降)のリスニングもできて、
回答も言葉に詰まることはなく、

結構できたー(*゚∀゚)っ

と思っていたのに、結果は19点。

目標の22点には届かず。

うーん。

何がダメかよく分からないという一番対策に困る結果に。

最終的には25点まで点数が伸びたのですが、
正直そんなに伸びた感覚はないので、
一番なぞ。


【ライティング】
ライティングの最大の課題は時間内に書き終わること。

練習中はいつも時間オーバーで、
見直しの時間はおろか、
最後まで書き終えることもままならず。。。

そんな感じで不安いっぱいのライティング。

今更覚えた定型文を頭で確認してる時点でダメでしょ( ̄▽ ̄;)!!

まずは自信がないタスク1から。

思ったより聞き取れた!

でも、3つの理由のうち、最後の1つはちょっと曖昧。

100%聞き取れなかったわけではないけど、
ちゃんと反論になってるのか?これは。的な内容。

そういう時は書き方に困る。

とりあえず聞き取れた内容をとにかく書いていき、
時間ギリギリ終了。

ほんとにギリギリで心臓バクバクε=ε=(;´Д`)

タスク2はなんか今までの練習問題で見たことない形式の問題が出てきた・・・(゚∇゚ ;)エッ!?

通常はAに賛成ですか、反対ですかという形式が多いはず。

なのに、A、B、Cのどれに賛成ですかという3択。

しかも厄介なのが、それぞれが愛とか友情とか信念とかいわゆる観念的な内容。

私はあまりこの手のテーマが得意ではないので、
全体的にモヤっとした内容で終了。。。

このモヤっとした内容をどのように評価されるのか。
問題集の模範解答ではモヤっと系の回答が満点の回答として出ていることもある。

つまりは間違ってないはず・・・!

と、思っていたライティングのスコアはタスク1Fair、タスク2Fairの19点。

やはりモヤっと回答はダメだったか(p_q*)シクシク


合計は93点と、目標スコア100点に対し近いんだか遠いんだか分からない結果になりました。

初めてのTOEFLで93点ならまあまあか?
それ以上に自分の弱点が色々分析できたのが大きかったかな。

試験が終わったあとはアドレナリンが出過ぎていたのか、
興奮冷めやらぬ状態のまま夫に反省とか何点くらい取れそうだとか、
とにかく報告をしまくり、

家に着いたら色々な方のブログを読み漁り、
今更TOEFLのコツや勉強の仕方、
試験のときの感想などを調べてしまった。

最初にやっとけー(ノ`Д´)ノ
と今なら思います(笑)

私のこの体験記がこれから受験する方のお役に立てれば幸いです。


初めてTOEFLライティングを受けた後に感じたのは、
キーボード使いにくい!!!
ということでした。

配列がちょっと違うところがあるのは知っていたのですが、
それ以上に違うと感じたのは、
キーを押す感覚とキーボードの場所でした。

ゆえに、TOEFL受験をする方はUS配列の下記の写真のようなキーボードを購入することをおススメします。

まず、元々使っているのはこんなキーボード。
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ノートパソコンのよく見かけるやつですね。

私のノートPCは15インチで大きめなので、
サイズ感としては大きく違いはないはずなのですが、
この少しの違いもなんか違和感が凄かった!

IMG_5600


さらに、一番の違いはキーのストローク。

私が使っているPCのキーボードはストロークが浅いんですよね。

今どきのPCはこれが多いんじゃないでしょうか?
しかし、本番のキーボードはこんな感じ。

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金沢でも、ニューヨークの複数の会場でもこのタイプだったので、
ETSがこれを指定しているのでしょうか?

このキーのボコボコしている感触。

ボタン!って感じの、
昔の使ってたな~というあのキーボード。

これを使わなければいけないんです。

ゆえに、US配列+普段と違う感覚のキーボードということで、
本番初めて触った時にはまるでおばあちゃんがキーボード打つような、
ポチポチというくらいのスピードでしか打てなくて、
時間がものすごくかかってしまった・・・

自己流ブラインドタッチ、しかも英語ではさらにイマイチなブラインドタッチの私は、
事前にタイピング練習を自分のPCのキーボードでしてたんです。

それで、少しはマシになったなと思っていたのですが、
キーボードが違うとにわか仕込みのタイピングスキルのせいもありますが、
全然だめ・・・。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン

そのため、初TOEFLのあと、すぐに家でUS配列のボコボコのキーボードを探し、
Amazonでポチりました。

大体2000円くらいで購入できるので、
TOEFLを受験する方には購入をおススメします。

2000円くらいの投資で、
少なくとも1~3分くらいはタイピングが速くなると思います。

その時間でライティングで見直しの時間を捻出することができるので、
やる価値ありです。

さらに、日本語のタイピングと英語のタイピングは違うので、
英語用のタイピングソフトで練習することもおススメします。

日本語だと「さ」「sa」のように組み合わせを指が覚えているのですが、
日本語にはない組み合わせ、例えば「people」のような単語は非常に打ちにくい。。。

完全にブラインドタッチができる人には不要かもしれませんが、
半ブラインドタッチ、普段予測変換に頼ってますという人は
英語のタイピングソフトで練習し直すと良いです。

私はこのサイトを使っていました。

無料ですし、楽しくゲーム感覚で進められるのでおススメです。
https://www.typingclub.com/sportal/program-3.game


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